■ 2004年 2月29日(日)

 頑張れ アスリート達 


 スペシャルオリンピックス日本 冬季ナショナルゲーム・長野 2004    
                       ボランティアに参加して 

 


 2月27日から29日まで、2004年 第3回 スペシャルオリンピックス日本 (SO)冬季ナショナルゲーム・長野が開催され、当社は社会貢献の一環として、スノーボート種目(いいづなリゾートスキー場:牟礼村)のボランティアを経験した。 アスリート(SOでは選手をこのように呼ぶ)となかなか触れ合えない状況であったが、とても社交性のある初級レベルに参加した福岡の辻 英樹君に逆に楽しく生きることと元気をもらってしまった。
 

 SOは、1963年J.F.ケネディの妹、ユニス・ケネディ・シュライバー夫人が知的発達障害のある人にスポーツや身体活動を提供するディキャンプを始めたことに由来し、世界的な組織に発展し、2005年 長野にて第8回冬季大会が開催されるそのプレ大会として今回があった。
 私は、現在の業務テーマの長野県庁中嶋氏のメールニュースに騙されて(??)応募した訳だが、何故か本業の正式掲示を行うコンピュータシステムのITヘルプデスク担当ということでした。

 

  上級クラスの表彰式

  明るく積極的 辻 英樹君

 

 辻君と出合ったのは、上級クラスのインスペクションの時で、ゴール付近で見学していた隣に辻君が現れた。アスリートが7人の大会であったため選手と接する思ったより機会は少ない。「調子はどうだい?」というぎこちない話かけに明るく「調子、いいですよ。」と答えてくれた。福岡での練習の様子など、他のアスリートの福岡のお母さんも交えながら楽しい会話ができた。全く普通の明るく活発な17歳という感じがした。辻君の写真からも感じられるようにアスリートの中でもスターであり、自分の仲間に人を巻き込むエネルギーと魅力があった。
 多分今回の大会で今まで接したことの無いほど多くの人と知り合い、競技のプレッシャーの中で勝ち抜いた自身は、さらなる彼のエネルギーとなって成長していくのではないかと確信する。また、2005来年の世界大会では上位のディビジョンに参加してくれるのではないかと思うが、是非その成長ぶりを確認したいものである。


 ハンディを感じさせない辻君の表情に、生きていく上で必要な明るさと元気をもらった2日間で、私が推薦する人生のアスリートの一人でる。
                                  以上

-P.11-

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